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永久が笑うのは、寝起きか食べ物を食べてるとき。
俺の場合はそのくらいしか見たことがない。
今日誘ってくれていた隊員の所へと行き、座る。
「永久。何食う?」
「…ラー、メン。もち、大盛…」
「了解。相変わらず大食いだよな…」
永久は見た目が華奢なのに大食い。
その食べた分はどこに行ってるのか…
とりあえず、ウェイターを呼んで注文する。
「ラーメン大盛、和食定食、麦茶二つ。」
「かしこまりました。」
きれいに礼をして去っていくウェイター。
あの人もイケメンだから、ひそかにファンクラブがある。
ファンクラブは、本人・風紀非公認の親衛隊のようなもの。
ただ、親衛隊は制裁がある程度認められているが、ファンクラブが制裁もどきをしてしまうと罰せられる。
違いはそのくらいだ。
しばらくたつと、料理が運ばれてきた。
…大盛の量はいつ見ても驚く。
「…ます。」
「いただきます」
永久は、大盛のラーメンを「もきゅもきゅ」と食べていく。
…ありえないスピードで。
「…ごち。」
ものの10分で平らげた。
俺は少し永久にあげながらも5分でたべた。
一緒に食べていた隊員もすでに食べ終わっていて、永久の笑顔で和んでいたようだ。
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