アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
〃
-
生徒会室にいた、僕とりぃ以外が唖然とする。
…まぁ、いつもはあんましゃべらないしね。
にしても、顔が面白い。
ぽかんとしていて、間抜け。
「永久…いきなり喋るなよ。」
「んー、ごめんねー」
しゃべらないと話が進まない。
とりあえず、上げていた前髪をおろし、整える。
この髪型が若頭スタイルだし。
「で…あんたらは何をどう思ってんのさ?」
変な勘違いをされていたらたまったもんじゃないよ。
早めに解くのが大切だよね。
「とりあえず、転校生クンは友達だと思ってんぞ。」
「はい、ここ間違いー。
僕らとモサモサは友達じゃありませーん。むしろ、赤の他人ー」
びしっと指さして言う。
ちょっとやってみたかったこのポーズ。
「え?あなた方は、陽を狙ってるんじゃ…」
「意味不明な発言きたー。
何処をどうとらえたらそうなるのー。誰がこんなキモイやつ狙うか。」
「キモイとか言っちゃ「はい黙れ。」…。」
次々に言葉に出す。
…キャラ崩壊中だなぁ。
「…今まで、のは…?」
今までずっと黙っていた書記。
急に喋り出すからびっくりしたよ。
「猫はかぶってないよ。
ただ、しゃべるのが面倒だし疲れるからね。
制裁を助ける時もこの口調ー。」
助けるときにとぎれとぎれだとその間にやられるし。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
39 / 155