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あー、なんか…普通にしゃべったほうがいいかもなぁ。
もさもさがめんどくさそう。
「…りぃ、これからちゃんと喋るね」
「それは何の宣言だよ。
元からそうしとけよ…」
びしっと胸を張って宣言した。
そのことに呆れてかえすりぃ。
…やっぱり、りぃは好きだなぁ。
変な意味じゃなくて、ただ純粋に好き。
学校ではほとんどりぃと一緒だし。
親衛隊の子たちは友達。
話せるときには話す関係。
すぅたちは鬱陶しい。嫌いとまではいかないけど、暇つぶしとしか思ってない。
「なぁ、明日からちゃんと喋るっつーことは親衛隊が驚くんじゃねぇか?」
「いや、それはあまりないと思うよ?
これまで助けるときの口調だし…知ってる人が多いから。」
うちの親衛隊は襲われる子が多いから。
まぁ、僕のせいで襲われちゃうんだけど…
「…そうか。
じゃ、また明日な。」
僕の家につき、りぃは手を少しだけ挙げて別れた。
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