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制裁 Ⅱ
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「や 止めろ‼︎ 痛ぇ‼︎」
「あ⁇ お前それ言われて 自分が止めた事あったかよ⁇」
物井は 狡猾剤などは付けずに
男の下半身を 先程の創と同じ様な状態にしている
まぁ 痛いだろうなとは思ったが 創の事を考えると
何を言ってんだコイツはと 鼻で笑ってしまいそうだった
物井はその様子をカメラに収めると
そいつの眼前に 突きつけている
「二度とこんな事するな そして近付くな
何かあったら この画像 高校の奴ら全員に送るからな」
「…く…うぅ…」
物井は 悶え苦しむそいつの顔の側に 携帯をスッと置いた
「ほら 電話はかけれる様にしておいてやるよ
誰か助けてくれるといいな⁇ その姿見せてやれよ」
「…こ…の…」
体を震わせるそいつを無視して
物井が 俺達の方を振り返った
「行こうぜ⁇」
「…ああ」
創を抱き抱えて 部屋を出ようとすると
後ろから喧しい声が響いた
「待てよ‼︎ これ 抜いてくれよ‼︎」
未だに そんな事をほざいてる男を 俺はキッと睨みつけた
「…この子も同じ事言っただろ⁇
何時間あの状態だったんだ…⁇」
「…そ…それは…」
男が ごにょごにょと 気持ち悪く口籠もったのを
今度こそ鼻で笑ってやった
「思い知れば良い」
そう言い捨てると 何を言われても もう振り返る事なく
忌まわしい部屋を後にした
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