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憂心
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「創 これとかどう⁇」
「うん 僕もこれが良いな」
次の日 大型家具量販店に出向いた俺達は
創の部屋の物やダイニングテーブルなどを物色していた
「あとは ベッドかな」
「ベッド⁇」
「うん 創の部屋の」
「…え」
創の小さな呟きが聞こえなかった俺は
側にあった白いダブルベッドに腰掛けた
「これは⁇
創の部屋 全部白い家具にしたし 合うと思うんだけど」
俺も一緒に寝る事もあるかもしれないし
大きめの物が良いと思い そう提案して顔を上げるも
創はさっきまでの笑顔とは一転
明らかに暗い表情で俯いていた
「創⁇」
「…どれでも良いよ」
「そ そう…⁇」
「………」
連日の外出に疲れさせてしまったのかと思った俺は
店員を呼び 早々に会計を済ませると
浮かない顔をした創の手を引いて 店を後にした
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