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「あった‼︎」
人も疎らになった時間帯
貼り出されていた紙の前で佑吾が声を張り上げた
僕も自分の持っている紙と掲示板を何回も見比べて
その数字が羅列されている事を何度も確認してしまった
「…あ……受かっ…た…⁇」
「おめでとう 創‼︎ 頑張ったな‼︎」
佑吾に抱き締められても 未だに実感が湧かない
そんな僕の手を引いて 佑吾は校舎へと歩き出した
「早く手続きして 何か美味しい物食べて帰ろ⁇」
「…うん」
テンションの高い佑吾と
呆けてしまっている僕の差がスゴイ
佑吾が嬉々と色々手続きをしてくれていると
後ろから「桃坂⁉︎」と男の人の声が聞こえて
つい僕も一緒に振り返ってしまった
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