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禁秘
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「あれ⁇」
日付が変わって帰宅するとリビングの明かりが点いていて
首を捻りながら ドアを開けた
「あ…お帰りなさい」
「創 起きてたの⁇ 寝てて良いって言ったのに」
明日も学校がある為 そうメールをしておいたのに
創はソファの上で クッションを抱いていた
「…うん…何か眠れなくて…」
どこか元気が無いその姿が心配で
ジャケットを脱ぐと 隣に腰を下ろした
「大丈夫⁇ 何かあった⁇」
「………」
いつもの様に手を伸ばそうとしたら
創はクッションを横に置いて 俺の首に腕を回してきた
突然の事に少し驚いたが 俺も腰と頭に手を添えると
綺麗な髪に 軽くキスをした
「どうしたの⁇」
「…佑吾……エッチしたい…」
「…え⁇」
ここまでダイレクトな創からのお誘いは初めてで
一瞬 思考が止まってしまった
また学校で何かあったのかと
そんな質問をしたくて体を離そうとしたら
創は グッと腕に力を込めたまま 涙目で俺を見上げてきた
「…ダメ⁇」
首を傾げながらそんな事を言われて
あまりの可愛さに 爆発するかと思った
そして既に俺の下半身は創の問い掛けへの返事をしている
「駄目な訳ないだろ…
シャワーだけ浴びてくるから 先ベッド行ってて⁇」
「…うん」
創の後ろ姿を見送った後
手早くシャワーを済ませ 寝室に入ると
創は身を起こして 此方を見つめていた
橙色の灯りに照らされた創は
何とも妖艶な雰囲気を纏っていて自然とゴクリと喉が鳴る
「…佑吾」
誘われる様に 俺もベッドに沈み込むと
頬から順番にキスをして 真っ白な首筋を舐め上げた
発情期が来たのかと思ったが以前嗅いだ様な匂いはしない
やはり 何かあったんだろうか…⁇
「…創」
「…佑吾…ココ…いっぱい触って…」
俺の呼び掛けに被せる様にそう強請る創は
俺の手を自分の胸へと持って行った
ハッキリ言って その姿はかなりエロくて
興奮するなって言う方が 無理な話だと思う
「…ん…ここ…⁇ 気持ち良い…⁇」
「…うん……きもち…」
ピンク色の先端に吸い付くと
小さな身体を 小刻みにビクつくかせている
空いてる手で反対側を弄ったり 内腿を擦り上げると
甲高い声が上がって どんどん興奮を煽られていく
舌を滑らせて 太腿の付け根に吸い付くと
創が俺の肩を叩いた
「僕も…佑吾の…シタイ…」
「…ん…じゃあ 上乗って⁇」
創を俺の上に跨せ お互いの性器を舐め合っていく
卑猥な水音が部屋に響き渡って
自分の呼吸が荒くなっていくのが分かった
創の可愛いらしい蕾を程よく指で割り開くと
また華奢な身体を組み敷いた
「挿れるよ⁇」
「…ん」
創の中は ねっとりと厭らしく絡み付いてきて
腰を振らずには いられなかった
「あ‼︎ あ‼︎ 佑吾‼︎」
「…創…可愛い…好きだよ…」
「…ぼ…くも……ゆうご…キス…してぇ…⁇」
可愛いお強請りに応じて 舌を絡ませながら
創の敏感な所を 擦り上げていく
「んんん‼︎ んーー‼︎」
唇を合わせたまま 創の身体がビクンと大きく跳ねた
その直ぐ後 中がキツく締まって
その締め付けで 俺もイッてしまった
「…ゆ…ご…」
創の白い手が 俺の頬に触れた
その上に自分の手を重なると 手の甲に軽くキスをし
反対の手で 目尻に溜まっている涙を 指で掬い取った
「……好き…佑吾……好き…」
もう夜も遅く 体力を使った後だからなのか
創はどこか虚ろな目をしていて
譫言の様に そう繰り返していた
「俺も好きだよ…」
頭を撫でて 目を閉じる様に促せば
数分も待たず 創から寝息が聞こえ出した
そんな創を抱き締めながら
俺も直ぐに 深い眠りに落ちてしまった
この日 創に何があったかなんて 何も知らないまま
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