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罪悪感
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ハッと時計を見ると 時刻は既に19時を過ぎていた
まだまだ終わりそうに無い為
やはり帰って頂きたい旨を連絡したくて
デスクから立ち上がった時
佑吾様と バチッと目が合ってしまった
「もうこんな時間か…
あとは 夕飯食べながら 来週の打ち合わせだけしよう
休みだったのに 遅くまでありがとう 助かった」
「いえ…そんな」
ああ… 笑顔が眩しい
ずっとこの顔が好きで それを見ているだけで幸せだった
「佐倉は何食べたい⁇」
「私は何でも 佑吾様如何なさいますか⁇」
「んー… 久し振りに 角の中華とか行くか⁇」
「かしこまりました 空いているか確認して参ります」
廊下に出ると レストランに電話をし 予約を入れ
通話を終了させた後 メール画面を ジッと見つめた
言いようのない罪悪感に襲われながら
先程送ろうと思っていた内容を 蓮様に送信した
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