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余韻
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昨日は夢の様に楽しくて 気付いたら眠ってしまっていた
次の日目を覚ますと
ゆうごは昨日買ってくれたマグカップに
ココアを作ってくれた
甘くて温かくて ゆうごみたいだなって思った
ゆうごが僕の隣に座ったので 若干体を寄せると
腕を回して 僕の頭を撫でてくれた
何だか スゴく落ち着く…
でもゆうごを見上げた時
チラッと時計を見た事に気付いて
途端に不安な気持ちで 一杯になった
そんな僕に気付いたのか
ゆうごは困った様に笑って 僕の頬に触れた
「ごめんな…
今日は昼過ぎから
どうしても仕事に行かなくちゃいけなくて…
待っててくれるか?」
本当はすごく心細かったけど ゆうごを困らせたくなくて
僕は 首を縦に動かした
「昼は 一緒に食べよう 何が良い?」
「…何でも」
この気持ちは何だろう
一緒にいたいって言いたいのに言えない
よく分からないモヤモヤが 僕の胸の中に出来始めていた
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