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昂揚 Ⅶ〜side佑吾〜
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これは… 流石にマズイ…
「…ん…あ…きも…ち…」
最初は 少し発散したら 病院に連れて行くつもりだった
でも欲求は治るどころか どんどん激しさを増していく
こんな創を 医者にだって見せたくなかった
「…創」
俺の方も創のフェロモンを吸い込んだだけ興奮してしまい
とてもじゃないが 外に連れて行ける状態ではなかった
「あ‼︎ んんん‼︎…ゆ…ご……もっ…と…」
何とかしなくてはと思い
俺の首に腕を回す創の額に口付けるとニコッと笑いかけた
「創 声枯れてきてる… 少し 水分取ろ⁇」
俺の提案に 素直に首を縦に動かす創
汗ばんでいる髪を撫で
「取ってくるね」とだけ告げてベッドを降りると
カウンターに置いてあった携帯を手に取った
そのまま静かに廊下に出て 画面を操作していく
悩んだ挙句 現状を相談出来る相手が 一人しか思いつかず
佐倉 真也の名前に触れ
祈る様な気持ちで コール音を聞いた
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