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蜜月
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「創 コレ 佐倉が貰ってきてくれたから 飲も⁇」
抑制剤をシートから取り出し 水と一緒に差し出したが
創は グッタリと身体を横たえているだけだった
視点は 辛うじて俺を捕らえてはいるが
起き上がる気力が 無い様に見える
まぁ 当然だよな…
先程ゴミ箱に捨てた空箱を見て 一人納得していた
自己完結した俺は 手にあった物を口に含むと
水と 一緒に 創の口の中に 流し込んだ
ちゃんと飲み込む音がして ホッと胸を撫で下ろす
「…ゆ……ご…」
飲んで直ぐ効く訳でもない為
創がまた強請る様に 俺に擦り寄ってきた
項の方から香ってくる匂いに俺の下半身もまた反応を示す
「身体 辛くない⁇」
「…うん」
二つ目の箱に手を伸ばし
素早く開封して 中から袋を取り出すと
また自分のモノに被せた
創の脚を左右に開こうとすると
ピクピクと痙攣している事に気付き 脚から手を離して
額や頬に 何度か口付けた
「脚 疲れただろ⁇
後ろからか 座りながらにしよ⁇」
俺がそう提案すると 創は俺の頬を力無く触った
不意打ちのその行為に ドキッとしてしまう
「…かお…見ながらが…いい…」
微笑みながらそんな事を言われて
心臓が矢で射抜かれる様な感覚がした
一度ギュッと抱き締めた後
華奢な身体を抱き起こして 俺の方に寄りかからせ
腰を浮かせると 割れ目に手を伸ばした
すっかり蕩けきっている其処は
愛液で太腿まで グチャグチャだ
ゆっくり腰を下ろさせると難なく俺自身を飲み込んでいく
「あ…きも…ち…」
頭と腰を押さえながら 奥まで突き上げると
虚ろな瞳で 口をパクパクと動かしている
隙間から見える紅い舌が美味しそうで
味わう様に自分の舌を差し入れた
チュッと吸うと 中もキュッと締まって
何て可愛いんだろうと思った
口を塞ぎながらの行為はとても苦しそうで
酸欠になる前に口を離し 細い身体を抱き締めながら
最奥を何度も犯した
「あ‼︎ だ…め‼︎ イッちゃう‼︎」
「俺も…イきそう…」
創が大きく身体を震わせて ドライオーガズムに達すると
中が俺から全てを搾り出す様に締まって
その動きに合わせる様に
今日 何度目か判らない白濁液を吐き出した
「…はぁ」
創の頭を撫でたが 反応が無い
心配になって顔を覗き込むと 瞼が下りていて
すーすーと寝息が聞こえきた
その目元に軽くキスを落とすと 身体を横たえ
結合していたモノを ゆっくり引き抜いた
「…ん」
寝ている筈なのに 可愛らしい声を出して
ピクリと身体を揺らす様に ゴクリと喉が鳴る
散々出したくせに 自分で自分に驚いた
頭を軽く振って 煩悩を退散させる
フェロモンが治ったお陰で
大分理性が勝てる様になってきていた
取り敢えず 自分達もシーツも グチャグチャな現状を
何とかしなくてはいけない
寝ている創に布団を掛けると 風呂場へと向かった
頭からシャワーを浴び 手早く髪や体を洗うと
ザッと体だけ拭いて そのまま創の元に戻り
寝息を立てている創を抱き抱えた
起こしたくなくて
気を使いながら髪を洗っていたつもりだったが
流石にそれは難しかったようで
創がゆっくりと 大きな瞳を開けた
「…ゆ…ご…⁇」
「ごめん 起こした⁇ 汗かいたからって思ったんだけど…
眠かったら 寝てて良いからな⁇」
「…きも…ちい……ありが…と…」
半分寝惚けている様で 俺に寄り掛かかったかと思うと
既に目が 殆ど閉じかかっていた
その様子が可愛くて 撫でる様に髪を洗うと
仔犬が頭を撫でられるている時の様な顔をしている
その顔を見ているだけで コッチまで笑顔になってしまう
シャンプーを流した後は 身体を丹念に洗った
肩から手の指先まで泡を付けていると
スッキリしている筈なのにムラムラしてくるから不思議だ
いかんいかんと 頭を左右に動かすと
何とか身体をキレイにするというミッションをやり遂げた
ソファで髪を乾かすと そのまま 一旦創を寝かせて
クローゼットから 替えのシーツ類を取り出し
汚れてしまった物を 脱衣所に放り込んだ
部屋に戻って 創をベッドに降ろすと
やっと横になれた事に 大きく息を漏らしていた
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