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陥穽 Ⅱ
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「大丈夫でしょうか⁇」
マスターは 物井の事を 心配そうに覗き込んでいる
対して 隣の男は ヘラヘラと笑っていた
「大丈夫 大丈夫 コイツ酒弱いんすよ〜」
「いや でも普段は…」
「疲れてんでしょ
何でも先生ってやつは 大変っすよね〜」
その時他の客にマスターが呼ばれ目の前から居なくなると
テーブルに置かれていた物井の携帯に 手を伸ばした
寝ている物井の人差し指を使って ロックを解除すると
トーク履歴を開いている
少しスクロールしただけで 目当ての名前を発見し
ニヤニヤと笑っている
その中には 佑吾から送られた住所があり
部屋番号も しっかりと書いてあった
「さ 迎えに行くからね そ〜くん♡」
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