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仕事の時間まで、それぞれ寛ぐ。
ソファーに腰掛けて雑誌をパラパラ捲っていると横に上野が座った。
「悠くんは?元気?」
「今朝、帰したよ。」
ふぅ~んと言いながらニヤリと微笑む。
「何?」
「帰しちゃったんだ。てっきり側に置いとくんだと思ったけど?」
意味ありげに言う。
「悠も学校あるから。それに未成年だから、保護者のとこにいないとな。」
雑誌を見たまま答える。
「そう言えば。悠くん、仁が何者か知らないんじゃない?」
そう言えば…。
普通、気付くよな?
一応、テレビとか出てるし。
「気付いてないとこが、可愛いよね。顔も可愛いけど。」
上野がクスクス笑う。
そう言う上野も十分可愛いと俺は思った。
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