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まふまふside
こんなかっこいいキヨくん見たの初めてだ。
僕を欲情した目で見つめるキヨくんは、今までで一番カッコよかった。
「ほら、別のこと考えないで」
「ご、ごめんっ…」
キヨくんがするっと僕の肌を撫でる。
「んっ…んんっ…」
どうしても目を閉じてしまって、キヨくんの顔が見れない。
「声我慢するな…」
声を我慢しているのがバレたのか、キヨくんが僕の腕を上の方で束ねた。
「それいやぁっ…//」
「じゃあ口塞いでてやる、口開けて?」
僕は涙目になりながらも口を半分開けて舌を出した。
「んっ…」
「んんっ…ふ、んぁっ…はぁっ…//」
ふにっと唇を押し付けられた感覚の後に、キヨくんの舌が僕の舌を器用に絡め取って、とろけるキスをした。
このキス好きだっ…////
キヨくんはキスが上手いから…
僕には関係ないかもしれないけど…キヨくんは多分モテるし。
たくさん女の子とも経験があるんだろうなぁ…
自分でそんなこと考えておいて、涙がでてきてしまった。
「はっ…?!おい、どうした?」
驚いて唇を離したキヨくんに、涙を流しながら自分からキスをする。
今だけ…
今だけだから…
僕のものでいてよっ…
僕から、離れないでっ…
その気持ちをくみ取ったのか、キヨくんが唇を離して僕を優しく抱きしめる。
不器用なりの、優しさで。
「なぁ…俺、お前のこと不安にさせた…?」
「うぅっ…ひっくっ…毎日不安でっ…仕方ないよっ…気づいてよっ…ばかっ…っ…」
言葉を詰め詰めにしながらもきちんと自分の言葉で気持ちを伝えた。
キヨくんは黙って頷きながら、僕にまた優しくキスをした。
ふにっと唇が押し付けられて、離れると僕のほっぺをするりと撫でた。
やっぱりこういうところは不器用なんだな…
でも、僕はキヨくんが大好きだ…
「俺がどれだけお前が好きか知らないんだな…」
その言葉に、少し不安が和らぐ。
涙が止まると、またキヨくんが僕の肌に手を滑らせる。
「んぁっ…んんっ…」
「お前のその顔好き…」
どんな顔だ…?自分の顔なんてまじまじ見ないからわかんないよ…笑
「エロい顔…その目大好き」
キヨくんが僕の瞼にキスをする。
その間も手は下に移動してて、僕のものにまた触れた。
一回イってるからかなり敏感になってる…
少し肩がビクついて、キヨくんにふわっと笑われた。
「指入れるよ?」
「うん…っ」
キヨくんの指がぐぐっと入ってきて、押し寄せられてる感覚がある。
何回やっても慣れないな…
「んっ…ふぁっ……」
なんかいつもとキヨくんの手つきが違って、指が行ったり来たりしている。
お腹の方とか奥の方とか…
指が二本になって、バラバラに動くから感じてしまう。
「んんっ、ふっ…ぁっ…」
まだキヨくんの指は行ったり来たりしている。
しばらくして、僕のお腹の方をかすめた時、目の前がチカチカして急に快楽が襲ってきた。
「んぁぁっ?!ふ、な、にぃっ…!!」
「あったっ…!」
キヨくんはずっとそこを押したり擦ったりしてくるから、びっくりするのに気持ちよくてわけわかんなくなってきた。
「んんっ…ふぁあっ!やぁっ…こ、わいっ…」
怖い…自分が快楽に溺れてしまうのが。
いつかキヨくんと自分には別れがあるかもしれない。
だから慣れない快感が怖い。
「大丈夫…安心しろ…」
キヨくんは僕にキスしながら後ろをいじってくる。
「ん、ふぅっ…!ん、ぁあっ…!ひぁあっ…!」
「んっ…はぁっ…」
キヨくんなりに僕を安心させてくれてるのかな?
僕が不安な顔になるとすかさずキスしてくれるから、その度に幸せになる…
キヨくんの魔法だ…
「まふ…平気?」
「…!!!」
キヨくんが初めてまふって呼んでくれた…!
嬉しくて、また涙が出てきてしまう。
「まふってっ…呼んでくれたぁっ…」
「なんでまた泣くんだよ…笑笑」
あぁ…キヨくんは優しいな…
こんなに幸せなの、初めてだ…
「まふ…挿れるよ?」
「うんっ…きてっ…」
ゆっくりとキヨくんのが入ってくる感覚がある。
「んんっ…ふぅ、ぁっ…」
「全部入った…」
そうするとキヨくんがゆっくり動き始めた。
「んっ…」
「んっ…ふぁぁっ…!ひ、ぅぅっ…」
シーツを握りしめていると、キヨくんが手を繋いできた。
いわゆる恋人つなぎ。
「んっ…んぁあっ…!ふ、ひぁぁっ…//」
気持ちいいっ…
今までとは違くて、僕の好きなところを沢山突いてくれる。
「ひ、ぃぁっ…んんっ…んぅっ…」
「まふっ…イきそう…」
「ぼく、もぉっ…//」
「んっ…イくっ…」
「ん、ふぁぁぁっ…!!」
お腹の中にふわっと暖かい感覚があって、そのまま眠りにおちた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「んんっ…」
朝起きると、隣でキヨくんが寝ていた。
僕の体は綺麗になっている。
後処理してくれたんだな…
腕枕までしてくれてる…
キヨくんの方に少し近づいて、体をくっつけた。
「ふふっ…キヨくんありがとう…」
「なにがぁ?」
キヨくんがニヤニヤしながら目を開けた。
「っ?!お、おきてるっ…?!」
「あぁ、うん。結構前から。」
うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!!!!
恥ずかしいっ!!!!
穴があったら入りたいっ…
そんなことを考えていると、キヨくんが口を開いた。
「なぁ。俺、お前のこと大好きなんだわ。」
「へっ…あり、がとっ…//」
「だから…泣くなら俺の前で泣けよ。」
君はいつも、不器用だ。
でも、そんなキヨくんが大好きです…
「うんっ…!」
END
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