アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
終わりの始まり
-
「響也様。話しかけて名前を聞くならば私が彼を探す必要はないのではありませんか?」
と最もなことを言ってきて確かにと自分でも納得した。
「あはは!確かにそうだね!吉田やっぱ探さなくて大丈夫!俺が自分の手であの子を探す!じゃね!」
元気に吉田にそれを伝えると電話を切った。
毎日ここにいればあの子に会えるじゃん!たしかにそれは当たっている気がする。そう思った。
明日から彼を探そうと意気込んだ。
鼻歌を歌いながら家に帰った。まず第一声がこれだ。
「一人で外に出るなと言っておるじゃろ!馬鹿たれ!」
じいちゃんから怒鳴られた。いつもこうだ。
じいちゃんはあまり俺が一人で家の外に出歩くことをあまりよく思っていないらしい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 192