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学校へ着くと理事長、校長、教頭、担任が温かく迎えてくれた。
その雰囲気にほっとした。
「立花くん。ようこそ音羽高校へ。待っていたよ」
理事長がおっしゃった。
「立花 紅葉です。これから宜しくお願いします」
深々と頭を下げた。
ここから俺の新しい学校生活が始まる。期待と希望と鼓動がドクンドクン鳴る。男しかいないから恋愛はしなくて済む。自分が男を好きになるわけがないから安心だ。告白してくる人がいたらどうしよう...
まぁ、そしたらそしただ!どうにかなる!もしかしたら本当に裏切らないやつが現れるかもしれない!そう思ってみるが我に帰るといやいや男と一生一緒とかありえないと思いさっきの考えはなかったことにした。
「こちらが立花くんの担任を務める柴原だ」
柴原先生が一歩前へでてよろしくねと言ってくれたので宜しくお願いしますと返した。
柴原先生は30代前半の優しそうな先生だ。黒髪で色黒の体育の先生って感じ。
「私の教える教科は国語です。生徒からは体育の先生と言われるけど間違えないようにね。」
柴原先生は笑顔で笑いながら言った。
「体育の先生だと思っていました。国語なんですね!間違えないようします!」
冗談混じりに先生にそう言った。
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