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side光希
ほんとに今日通ったあの子はかわいいな。今まで色んなかわいい女の子は見てきたがどれも化粧が濃く化粧をとってしまえばブスな女としか関わってこなかった。
特定の恋人なんて無意味だと思い今まではセフレとか作って遊んでたけど、あの子には本気で付き合ってみたいな。なんて思う。
まさか男に惹かれるとは思わなかった。自分も響也のような人種になるなんてありえない。それでもあの子が少し気になってしまう。自分の部屋にこもって考える。
「...恋はいつ訪れるかわからない...。まさにそれだね」
恋はいつ訪れるかわかんないよ?セフレによく言われる言葉だ。今までそうだねって言いながら来るわけないだろって思ってたが、今は当たってるなと感じた。
俺は縛られるのが嫌い。自分のものを取られるのは嫌い。好きなものを奪われるのも嫌い。自分が捨てられるのも嫌い。自分から捨てるのはどうってことない。
我ながらわがままな性格だ。
あの子になら縛られるのは我慢できる。それ以外は無理だ。
手に入れたい。あの子を俺だけのものに。
きっと今日あの子を見た男子は皆あの子を狙うだろう。誰よりも先にあの子を奪うのはこの俺だ。
負けるのが嫌いな俺はあの子を奪われないように必死だ。
もしも、響也もあの子を好きになってしまったらどうしよう。響也のルックスは最高に整っている。響也のルックスには負ける気しかしない。
俺のルックスもクォーターなだけあって普通の人に比べたらマシだ。でも、響也は一味違う。
モデルをやれるくらいのいいルックスだ。
いやいや、見た目どうこう中身だ中身!
そうは思いつつも人間はやはり見た目だと思う。
とりあえず、響也があの子を好きになって欲しくはないのは事実だ。
今日、響也もあの子のこと見たのだと思い話したけど見てなかったから驚きだ。響也は黒髪のくりくりお目目には目がないからな。
響也なら絶対あの子を狙う。俺も負けてられない。いつ入学するかわからないあの子を思い明日に備えた。
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