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「俺らでよければあっちにいる幼なじみ並に仲良くするよ!絶対に寂しくさせない!」
咄嗟にその言葉が出てしまった。それを聞くと紅葉はそうしてくれると嬉しいな。と頬を赤めて照れながら言ったのでまた胸が締め付けられた。
光希は声に出してかわいいと言ってしまったが紅葉にはよく聞こえなかったらしく何か言った?とか聞かれてた。光希の焦った顔を見てクスクス笑ってしまう。
「響也、笑ってないで今日どこ行くか決めてるの?デートの提案者さん」
またあの笑顔で言ってきた。紅葉はデート?!みたいな反応して驚いている。
「違う違う!デートじゃなくて親睦を深めるお出かけだ!光希が変な冗談言うから紅葉がびっくりしただろ!?」
慌てて言った。たしかにデートと俺は光希に言っていたがまさかそのまま言ってくるとは思わなかった。さすが、ドSの光希様だ。
「うん。びっくりした。デートなら絶対俺、行ってないし。恋なんて当分したくないし」
紅葉は悲しそうに言った。そこで俺は過去にこいつは辛い恋をしたのだなと察した。
「とりあえず、今日は原宿行こう!若者といったらやっぱりそういうところじゃない?!洋服欲しいし!美味しい食べ物もあるしそうしよう!」
とりあえず若者が好きそうな所を提案して俺たちは原宿に向かった。
電車で約10分。近場の原宿へ向かった。
平日だというのに人がゴミのようにいる。長期休みの時はさらにここは人で溢れている。
そして、俺はあまり原宿とかが得意ではない...なぜなら...
「あの、すいません。私MEN'S雑誌のモデルのスカウトをしているものなのですが興味ありませんか?」
そう。こういうやつらが俺に嫌なくらいしつこく話しかけて来るからだ。
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