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「わかったわかった。それより鮭大丈夫?俺が余計なこと言ってから鮭放置状態で少し焦げ臭いんだけども、、、。」
紅葉がまた焦った。
鮭が焦げてしまったらしい。紅葉はそれを捨てようとするが俺は捨てなくていいと言った。
だって焦げたのは俺のせいでもあるし、捨てるのももったいないし。
せっかくの紅葉の手料理を無駄にしたくはない。
「こんな焦げたのまずいから食べないで!ほかの作るから!」
「俺がちょっかい出したから俺のせいでもあるからいいよ。責任もって食べるよ。せっかく作ってくれたのに無駄にしたくない」
紅葉はやだやだ言うが皿を持ってきて勝手に盛り付けてやった。
そのままテーブルに運んだ。紅葉も諦めたのか味噌汁作りを再開させた。
朝のメニューは鮭と卵焼きと小松菜の味噌汁とおひたしだ。
どれもおいしい。さすが紅葉。
「紅葉どれも美味しいよ。捨てなくて正解だったじゃん」
おいしいから幸せな顔をしていた俺の顔はひどいと思う。
「焦げてても大丈夫だった?無理してない?」
「この幸せそうな顔を見て無理してるように思える?紅葉はおばかさん?」
紅葉は不安な顔をして言ってきたがまじめな顔で紅葉に返事を返した。
紅葉もその言葉が本当だとわかり安心した顔になった。
好きな人が作ってくれた料理がおいしくないわけがない。
どんなゲテモノでも絶対に美味しいに決まってる。
朝食を食べ終わり歯磨きをし、洗顔をして髪の毛をセットした。
その間に紅葉は食器を洗い終わらせテレビを見ていた。
「身支度かんりょー。洗面所あいたよ」
「じゃあ、俺も歯磨きして色々やってくるね」
洗面所にパタパタかけ足で向かった。
数分後、身支度を終わらせた紅葉が帰ってきた。
髪の毛はいつものように爽やかな感じのセットがされていた。
俺は猫っ毛だから紅葉のようなセットはできない。
「お待たせ!洗濯したらお出かけしない?東京また案内してもらいたいんだけどいいかな?」
「そうだね。東京に慣れに行こうか。今日は池袋とかどうかな?水族館とかあるよ?」
「行く!!!」
キラキラした目で言ってきた。水族館が好きなのかわからないけどとりあえずよかった。
吉田を紅葉の家の前まで呼んで池袋まで送ってもらった。
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