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水族館を十分満喫したから水族館を出た。
池袋といったらショッピングだが、この間原宿に言ったばかりだから今日はBound1に行った。
そこでは色々なスポーツやゲームを楽しむことができるから俺らは楽しんだ。
まずはスポッジャ。俺も紅葉も体を動かすことが好きだから楽しめることが出来る。
バッティングをしにいった。
初めは全然バットに当たらなかったがコツを掴んできたのかだんだん当たるようになってきた。
「やった!紅葉!いっぱい当たる!打てるようになれた!」
嬉しくて紅葉の方を見て言ったが紅葉は不服そうな顔をしている。
「俺、、、野球と縁がないみたいだ、、、全然当たらない、、、。当たってもかするくらい」
しょんぼりした瞳で訴えてくる。よほど悲しいのだろう。
「紅葉なら大丈夫!当たるから!ボールをよく見て落ち着けば絶対当たるから!」
勇気づけるように告げた。当たれ当たれ。心の中で何回も祈った。
ラスト一球。紅葉の打ったボールはいい当たりでホームラン並だった。
「紅葉すごいじゃん!本番だったらホームランだよこれ!」
「やった!やった!響也ありがとう!響也が俺にアドバイスくれたから俺、打てたよ!ほんとありがとう!」
ネット越しに紅葉が言った。
ネットという名の壁がなければ紅葉の頭を撫でていた。
壁のせいで頭を撫でたいという俺の願いは叶わなかった。
紅葉の喜んだときの笑顔は最高にかわいい。
天使のようで、そこら辺のアイドルなんかよりずっとかわいいと俺は思っている。
紅葉が俺と合流しようと出てきた時に一人の男が近づいてきた。
男は紅葉を見ながらニヤニヤしている。
俺と同じ人種もしくは本物の女だと思ったのだろう。
さっきの笑顔は女子顔負けでかわいかったからな。
紅葉に近づくやつは全員敵だ。ムカムカしてきた。
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