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「響也、、、ありがとう。そこまで言われちゃうと信じるしかないね。響也はいつも俺を慰めてくれる。いい友達ができて嬉しいよ」
涙の残る目で俺を見つめて言ってきた。
気持ちが抑えられない。
「俺は友達って思ってない。大切な人。大好きな人。愛してる人。心から思ってる人。俺のものにしたいし悲しい顔もさせたくない。誰にも渡したくない」
つい言ってしまった。
俺としたことが言うつもりはまだなかったのに口に出してしまった。自分の馬鹿野郎。
言ってしまったなら全部言おう。
「ぶつかった時からいいなと思ってた。一目惚れしたんだ。それで探してたらまさか学校に転校してきて。まずは友達から初めて仲良くなってあわよくば付き合えたらいいと思ってた。でも、いざ話すと好きで好きで好きでどうしようもなくて、俺のものにしたい、付き合いたいとしか思えなかった。色んな表情の紅葉を見て胸がきゅんとするし悲しい顔を見れば悲しませたくないって思った。。。言いたいことがまとまらなくてごめん。立花紅葉さん。俺と同じ付き合って下さい」
紅葉は驚いた顔をして固まっている。
そりゃ、男から言われたらそうなるだろうね。
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