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翌日からも勉強の間とか、放課後などを使って準備をしていく。あと1週間!
ほとんどの衣装は出来上がっており、みんなで試着する。僕らのメイド服はまだ詰め終わってないので、もう少しかかる。
それから微調整したり、足りないものを買ったりした。裏方もほとんど大丈夫みたい。
本番まであと2日。
やっとメイド服が完成した。それぞれパステルカラーのピンクと黄色と緑。エプロンは白。
ジャンケンで好きな色を選んでいく。僕は緑、涙は黄色となった。試着してみても3人ともサイズは問題なかった…けど、裾が思ったよりも短い。タイツはくけど、大丈夫かな。それに下半身がスースーする!落ち着かない。
涙「ちょっ!雪!似合いすぎ!」
雪「いや、涙が言わないで。そっちが似合いすぎだから。」
あ、と思い付いて、さっと携帯で写メる。
すぐ帝先輩と皇先輩へ送ろうとする。
涙「あ!ちょっと雪!!」
携帯を取ろうとするけど、それを避けて、そうしーん!顔真っ赤のメイドさんとかトキメクよね。
涙「…仕返し!」
パシャっと音がして振り替えると、涙も携帯を持ってた。ちょっと!振り返りぎみだから、スカートが!!
雪「わ、やめて!こんなの見ても誰も得しないし!!」
涙「わかってないなぁー。大丈夫、帝と皇先輩にしか送らないから。」
いや!全然大丈夫じゃない。
バタバタとお互いの携帯を取り合いながら、時間が過ぎる。
周りの皆はじゃれあうメイドに赤くなるやら、倒れるやらで忙しかった。もちろん本人達は気付かない。
2人して、ぜぇぜぇしながら、制服に着替え直す。
サイズは問題なし。
あとは明日の会場設営だけとなった。
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