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59.
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一階に行くと両親とも帰ってない。
また、あっちで寝てるな~。
とりあえず朝食つくろ。
さっと作り終えると足音が聞こえる。
リビングのドアを開けると皇先輩が降りてきていた。
皇「…おはよ。部屋にいないからビックリした。」
短い髪にはちょっと寝癖。
普段より眠そうな細い目。口元を押さえる仕草。
普段よりあどけない顔。
雪「…おはようございます。朝食つくってました。洗面所は向こうですよ。歯ブラシも新しいの置いてあるので使ってください。」
皇「ありがと。顔洗ってくる。」
まだ起きてないなぁ。
なんか可愛い。
顔洗って、昨日の服に着替えた先輩がリビングへ。
雪「簡単なものですが、どうぞ。」
一緒に並んでご飯を食べる。
嬉しいな。昨日からいろんな表情が見れた。
雪「そいえば、今日はどうするんですか?帰ります?」
皇「うーん、とりあえず一度帝に聞いてみる。涙と過ごすなら帰るかも。」
洗い物は皇先輩がやってくれた。
その間にお母さん達の分をラップして冷蔵庫へ。
皇「あ、帝。お前今日はどうすんだ?」
隣で電話している。その間に飲み物を準備。
皇「え?あぁ、俺はいいけど、雪は…。」
なんだ?
皇「…待て。雪、なんか買い物に行きたいんだと。俺らもどうかって。涙が雪と一緒がいいらしい。」
苦笑いの皇先輩。
今日も一緒にいられる。僕はすぐに頷く。
皇「いいって。昨日の格好だけど、まぁいいか。
何時にする。」
それから色々話して、お昼に合わせて出ることになった。それまでは皇先輩と話して過ごした。
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