アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
61.
-
その日はそのまま解散した。
そして、大量の服。
雪「さすがに買いすぎた?」
涙「まぁ、冬物ほしかったし、大丈夫…じゃないかな?」
2人して苦笑い。
それから、僕の家でお茶を飲む。
涙「ねぇ、雪ってさ…。」
雪「ん?」
涙「ん~ん、なんでもない。今日は楽しかったね。」
うん、皇先輩かっこ良かったなー。
笑顔もステキだった。いっぱい得しちゃった。
雪「明日から学校だし、今日は解散しよ。」
明日に備えて、早めに休んだ。
翌日。
久々の学校にちょっとドキドキ。
後ろからポンと肩を叩かれる。
ビクーって、身体が反射的に動いた。
実「おはよ。なんか驚かせた?体調大丈夫か?」
まだ、あの時のことが記憶に残ってるみたい。
雪「おはよ、実くん。ちょっとビックリしただけだよ。体調治ったよ。心配してくれてありがとう。」
僕は体調を崩して、1週間休んだことになっていた。幸い、あの時のことは広がっていない。
先生達にも朝一でお礼にいった。みんなすごく心配して、励ましてくれた。ありがたいことだ。
実「あんま無理すんなよ。」
実くんと並んで教室にはいった。
目が合った涙はしかめっ面をしていた。
どうしたんだろ。
すぐにホームルームが始まったので、理由を聞くことができなかった。
そして、あっという間に11月下旬。
段々触れられるのにも慣れてきて、普段通り過ごした。
来週は期末テストだ。
涙も部活が休みに入り、うんうん唸りながら勉強している。最近は実くんと涙と僕で勉強している。
実くんは意外と頭がいい。
スポーツもできて、勉強もできるなんてスゴい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
62 / 393