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苦手な
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鍋が出来上がり、春とりょうの前に置いてある丸いテーブルの上に置いた。
「はーい完成、今日は鍋ね」
「美味しそう・・・」
「うまそー!!!いただきまーす」
春が元気ない、食べ進めていくうちに春はごちそうさま、としっかり手を合わせて食事の終わりの挨拶をして「美味しかったよ奏汰、少し寝るね」
と言って隣の部屋に静かに入っていった。
「りょうまだ食べれる?」
「おう全然よゆー」
そんな感じでバラエティー番組を見ながら何気ない会話をしていると、りょうが急に「大事な話がある」
なんてキャラじゃない風に言うから、真剣に聞いてやることにした。
「俺さ、奏汰のこと好き」
「は?冗談でしょ」
「冗談じゃないって、真面目に」
「ちょっと待って」
「ん」
「いや、待って、え」
「フッ」
「は」
「いや
冗談だってば」
すごい冗談じゃない風に話してきたのそっちだろ?とか内心イラッと来てたけど少し固まっていた空気も和らいでりょうの笑いがこの部屋に満ちる。
「まじで焦ったァ、ふざけんなよいきなり!?ほんっとに焦ったは」
「ごーめんごめん!!遊びたくなった」
「このやろ、」
本当に焦った。
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