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一難去ってまた一難
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遥
「……ッ!」
それ光景を見た小泉は唇を強く噛み、悲しいようなやるせないような表情を見せた。
まるで、失恋をした少女のように。
小泉は頬をふくらませ、何事も無かったように、優人の方を見た。
遥
「覚悟してなさい山崎優人!絶対あんたから奏夜を奪い取ってみせるんだから!」
そして、
遥
「奏夜も……ッ!……奏夜も、覚悟してなさい!」
今にも泣きそうな顔でそう告げた後、その場を去っていった。
その時、 夏の太陽に照らされ、何か光るものが見えた。
なんで泣いてんだ、あいつ……。
泣いてることに気づいたのは優人だけだった。
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