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僕達の嘘
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月宮兄弟は持ってきたお菓子やらジュースなどを準備しあっという間にパーティーモードを作り上げてしまった。
別に今日が特別な日ではない。ただの一日にすぎない。
それなのにどうしてこいつらはこんなにも楽しそうなのだろうか。
優人
「なんで俺の部屋来たんだよ…」
彩星
「だって山崎さんと話したかったんだも~ん! 」
優人
「だからそういう嘘は…」
嘘はやめろよ、そう言おうとした時彩月の言葉で遮られてしまった。
彩月
「嘘じゃないよ…。今のは本音」
真剣な目で、優しく笑いかけられる。
そしてまた言葉を紡いだ。
彩星
「聞いたよ~、山崎さんに相談したらなんでも解決しちゃうって~」
まるで媚を売る女のように。
彩月
「だからさぁ」
俺に近づいてきた。
彩星・彩月
「「僕達の相談も聞いてくれる~?」」
また厄介事を任されるのは、もうゴメンだ…。
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