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風邪[深川槙人の場合]
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[槙斗side]
屋上で告白したあの日から、山崎優人は学校に来ていなかった。
山崎優人の担任に聞いたところ、風邪だと言ってたかが本当なのでしょうか?
庶民が食べる変なカップに入った麺を食べていたあの山崎優人です。どうせ食材など冷蔵庫に一つと入ってないのでしょう。
もしかしたらお腹がすいて、もっと苦しい状態になっているのでは…。
もしそれが事実なら看病に行った方が良いのでしょうか。
そう考えていたら、こちらへ向かってくる一つの影を見つけた。
雄大だ。
雄大
「槙人!大丈夫か!悩んでいるなら俺が相談にのってやるぞ!!」
槙斗
「いいえ、大丈夫ですよ。雄大は優しいですね」
雄大
「当たり前だ!俺は優しいからな!!」
雄大にも山崎優人にもときめく私がいます。
私はどちらが好きなのでしょうか?
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私は久々に1人で下校していた。
生徒会での仕事を久しぶりにしたので、帰るのが遅くなってしまいました。
気晴らしに料理でも作りましょうかね。
料理のメニューを考えながら学園内に設置されているスーパーへと足を運ぶ。
一通り買い、寮へ帰ろうとした時、何かが倒れた音がした。
なんの音かと思いあたりを見わたすと、そこには倒れている優人の姿があった。
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