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風邪[深川槙人の場合]
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槙人
「お粥作ったので、食べますか?」
優人はこくりと頷いた。
槙人
「熱いので気をつけて食べてくださいね。はい、あーん」
あーん?
んんんんん?
槙人
「何ですかその目は。私だってこんな恥ずかしい真似したくありませんよ。ですが今回だけは特別です。ほら、あーん」
優人
「…じ、じゃあ、お言葉に甘えて」
お腹がすいてると、とても美味しそうに見えるな。
まあ、美味しいんだろうけど。
ぱく。
優人
「…!美味しい……」
とても美味しかった。
槙人
「それは良かったです」
黒髪さんから笑みがこぼれた。
初めて見た本当の笑顔に俺は目を奪われた。
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俺はお粥を食べ終え、ベットで横になっていた。
優人
「生徒会にも優しい人がいるんだな」
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