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夢と過去
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夢を見た。
まだ俺が入学して間もない時のこと。
入学式。
俺は皇神(すめがみ)高等学校へ通うことになった。
金持ちしか通えない高校だったらしいが、今年からは一般生徒との交流も大事だということで、一般生徒も通えることになった。だがやはり一般生徒の割合は極小数だった。
優人
「なんか、かっこいい人多くね…?」
綺麗な薔薇に囲まれた長い道を歩きながら周りを見渡す。見る人全員が美形だった。
体育館へ着くと約9.5割の人がイケメンだった。
残りの0.5割は俺のような平凡とかだ。
放送
「もうすぐ、入学式が始まります。皆さん、席にご着席下さい」
放送がかかり、新入生達が席に座り始めた。
・
・
入学式は徐々に進んでいき、
放送
「続きまして、生徒会紹介」
放送が流れ静かになったかと思いきや、生徒会の役員が出てきた途端、
「キャーーーーーーー!!」
「皆さんお美しい!!」
耳が割れそうなくらいの悲鳴が響きわたった。
優人
「うるさっ」
1人、呟いた言葉は誰の耳にも届かず悲鳴とともに書き消された。
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