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7-7
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冷たい水が温かいお湯に変わる。
手を引かれて遙眞の家に連れられた。
何も言わずに何も聞かれずに静かに。
わしわしと頭をタオルで拭かれて、手と足を拭かれて、抱き上げられれば脱衣所に降ろされて服を脱がされた。
目の前で遙眞も脱いでそのまま風呂場へ。
さぁあああと頭からかけられるシャワー。
がしがしと洗われた髪、ごしごしと泡で包まれた身体。
ちゃぽんと湯船につかる俺と遙眞。
そして、はっとした今。
何も出来るでもなく、遙眞を眺める。
いつもと何も変わらない遙眞。
今日のことを言ってもこの遙眞は何も変わらないだろう。
「そろそろあがるか……」
いい具合に温まった頃に立ち上がる遙眞。
目の前にふと目に入った横腹から鼠径部にかけての一本線。
それにぱちりと目を瞬かせていると、いつもの手が俺を湯船から出そうと抱き上げようとする。
「大丈夫…あがれる、あがる……」
手を制してそう述べれば、「そうか」と返されて扉に向かう。立ち上がり遙眞の後ろに続く。
脱衣所に出れば「ちゃんと拭けよ」とバスタオルを頭に被せられて、それを手に取ってもたもたと身体を拭けば、いつのまにか遙眞に拭われてる俺。
自分だってまだ拭き取れてないくせに、「そんなんじゃ風邪ひくだろ」だなんて。
目の前にちらつく遙眞の一本線。
何を思ったか手を伸ばすとそれをすっと撫でた。
「…っひゃ!?」
くすぐったかったのか遙眞は背筋をぴんと伸ばし、俺を拭う手を止めてらしくない声を漏らす。
「とも、何……??」
しかし、らしくないも一瞬。
いつも通りの遙眞に戻ってまたがしがしと俺を拭く。
「いや、なんとなく……」
「なんとなく、ってなんだよ。」
ばつが悪くて目をそらす俺に呆れ声の遙眞。
いつも通りの遙眞
俺の知ってる遙眞
なんとなく、ってことはない
気になったんだ、その線が
いつもは見えないその隠れた傷跡が、
☆☆以下、読み飛ばし可のお詫びです☆☆
すみません……
読み返してみたら、6-4と6-5が同じのになってました(汗
6-4をいれたつもりで6-5をコピペして次の日もそれをコピペしたみたいです…6-4書きかえました。
何かまだミスしてそうで怖いですが……
もうミスないです、よ、ね??何かおかしいぞとか思ったら御一報いただけるとありがたいです……
いつもアクセス、いいねありがとうございます♡
いいねほんとに励みになっています♡
拙い文章であり、意味分からないミスをすることよくありますがこれからも読んでいただけると架心は大喜びです。
灯くんのこの先についてきてください♪
本当にいつもいつもありがとうございます。
☆☆☆
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