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「突然で悪いんだけどさ、お前、俺に何を隠してるの??」
何も変わってないのだと思っていた矢先、遙眞が突然の発言。
「何、って??」
そんな、隠していることなんて病気のことしかない。
死ぬかもしれない、
死にたくない、
心配かけたくない、
なのに、気にかけて欲しい、
あんなにどうでもいいとか思っていた身体なのにいざその身にふりかかると単純。
「……そうか、そうだな、不平等だな。お前、俺のこと知りたい??」
ふと笑ったかと思うと遙眞がそうゆっくりと言う。
知りたくないといったら嘘になる。
知りたい、
遙眞のこと、夕ちゃんのこと、
俺を気にかける理由、
でも、教えてもらったら俺も自分のことを話さなきゃいけなくって、話を聞いたら、話をしたら何かが変わる気がして、怖い。
何も知らない状態には戻れない、
過去には戻らない、
「……教えてくれるの??」
ごくりと生唾を飲み込んで問いかける。
あの時俺は変えようと変わろうと思ったんだ。
夕ちゃんについて問いかけた時。
それの延長線のようなもの。
変わらないなんてそんなことはもう存在しない。もう進んでしまった。進めてしまった。
もう遙眞が知れるならそれでいいや。
お前が俺の前から消えるとか、俺を捨てるとかそんなことないってのは分かったから。
☆以下読み飛ばし可です☆☆
前回の番外編において、
コメントくださった方いらっしゃったでしょうか……
通知だけはあったのですが、見たところ通知だけでコメントはなく「?」が頭に浮かび…消されたのでしたらそれはそれでよいのですが、もし書かれていて見れない状態にあるのだと悲しくて…
イイネもコメントもすごい嬉しいのものなので、、
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