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次の日、から剣道部に入ったのは遙眞。
俺が剣道部にマネージャーとして入れたのは一週間まともに学校にいけた後に、顧問に直接ではなく遙眞に入部届を受け取ってもらってから顧問に渡された。
俺は何に対しても簡単に無理をするから、らしい。いや、それに関してはもう否定しまい。
遙眞は剣道部に入るとすごく喜ばれた、らしい。入った瞬間部長が遙眞に「ありがとう」と抱きついたというのも聞いた。
全ては剣道部にいたひとりの女子マネージャー城崎(きのさき)から。
「これは……」
剣道について全く知らない俺に対して城崎は丁寧にいろいろと教えてくれる。
学年が同じでクラスも同じだから俺のこと知ってるらしく俺の身体に無理のない程度に。
まぁ、それに関しては俺の身体が心配なんじゃなくて、俺が体調を崩したら遙眞が俺と共に剣道をまた辞めそうだかららしいけど。それは本当に否定できない。あいつなら辞める。間違いなく。俺がマネージャーを承諾した時も、本当にやるって決めた時もすごく念押しされた。
『マネージャーやってくれるのは嬉しいし、励みにはなるけど、絶対に無理すんなよ。無理したらもう二度と剣道やらないし、お前のこと一層過保護するからな。』
そんなことをマジな目で。
一層過保護ってこれ以上どう過保護になるんだか知りたいけど。
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