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春亜side
『わかったよ。これからは結って呼ぶ。だから、そんな怒んなって』
結のむくれた顔が可愛くて、頬をむにむにと触る。
横目でチラッとこっちを見て、顔がほんのり赤くなったように見えたのは、錯覚かな。
「別に…怒ってねーし……」
『そう?結、可愛い』
「うるさい…んっ…」
ツンデレな奴の唇を、俺の唇で塞いでやるとすぐに黙って俺に従う。
唇のリップ音と、結の微かに漏れる吐息が俺の下半身を刺激する。可愛すぎて今すぐにでも食べちゃいたいけど俺は必死で欲を抑える。
これ以上俺のが成長したら気づかれてしまう。
そう思い、名残惜しくも唇を離した。
これより先は、またもう少ししたら。
「ん、ふっ…………春亜ぁ」
そのまま抱きついてきてグリグリと俺の胸に顔を擦り寄せる。こいつ、、ツンなのかデレなのか………
でもそういう所って、やっぱり親に甘えたくても甘えれなかったから俺に甘えてるのかなって思うと、ついつい甘やかしてあげたいなって思ってしまうから、これが惚れた弱みってやつなんだろう。
結を抱きしめ返して、話しかける。
『お前、ここ1週間全然ご飯食べてなかっただろ?今日から頑張れるか?食べないと体力も無くなるし、それにお前これ以上痩せたら困るよ。触ると折れそうで怖い!!』
「……うん、春亜が、居てくれるなら、、頑張る…」
『そっか。よかった。俺の母さんのご飯、美味しいだろ?』
結は俺の胸から顔を上げてこくこくと頷く。
頭をポンポンと撫でてやって、するとふにゃって笑った。
『今日は母さんのご飯だから、てかこれからずっと。楽しみにしとけよ?』
「うん!」
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