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結side
『…結、結。おはよう。』
春亜に起こされて、温もりの残る布団から顔を出す。
窓から差し込む朝日が眩しくて、目を瞑った。
春亜がふわって、優しく頭を撫でてくれる。
『おはよう。今日学校、俺行ってくるけど、お前は母さんと家で留守番でいいか?』
「え、、いいの?」
『なんでいけないの、いいよ休んで。てか、暫く休もう。お前、ゆっくりする時間を取った方がいいよ。』
俺は、学校どうしようって不安で怖かったから、春亜からそう言ってくれてほっとした。
春亜の後について、下へ降りるとご飯が並んでいた。
『結ちゃん!おはよう』
俺が下へ降りると春亜のお母さんがにっこりと笑ってくれた。
朝からバタバタして、忙しそうだ。
『さあ、ちゃちゃっと冷めないうちに食べちゃって!春亜!弁当ここに置いておくから忘れないでよ!!あ、部活の服洗ったのカゴに入ってるから後でカバン入れなさいよ!!』
『わかってるよ
結、そこ座って、食べよう。』
「うん」
今日も、暖かい1日が始まった
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