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やっと呼吸の落ち着いた俺の体を加賀くんは片腕で支えながら、俺に話しかけてきた。
「お前、呼吸落ち着いてよかった。どうした?どこが体調悪かった?」
「あ、、俺っ 、ふぅ 男、怖っ 、はっ」
「何?あ、もしかして俺のこと、怖い?ごめん」
そう言って加賀くんは俺から離れようとした。
けど
「……やっぱり、ちょっとだけ我慢して。お前1人でおいとけないから」
そう言ってまた引き寄せると、加賀くんが部活で使う上着をカバンから取り出して、掛けてくれた。
なんで、こんな優しくしてくれるんだろう。
加賀くんは怖くない人…優しい人、なのかな?
お腹が痛いって、言っても怒らないかな、、?
そうやって思考回路をグルグルとしているうちに、腹痛はどんどん酷くなっていく。
耐えられなくなった俺は、思い切って伝えた。
「加、、賀くんっ、」
「ん?何?」
「お腹、、痛いっ、!」
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