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バチン!
「かっ あぁ、、!!ふぅ!うう 痛い!!や、めて!」
『うるさい!変態は黙れよ!』
ガッ! バシッ!、
それから、人がいない体育倉庫や、器具庫、体育館トイレなどであいつがいる男子グループに毎日暴力を振られた。
『ははっいい気味だ!滑稽すぎてマジで笑える!』
目の前でそう言うクラスメート達が笑っていた。
あいつも、すごく楽しそうに笑っていた。
それからの俺への虐めは、暴力だけではなかった。
クラスの男子達に呼ばれて器具庫に行くと、他クラスの男子にいきなり犯されたりしたこともあった。
俺は、逃げられなかった。
前に行かなかった時、次の日は1日中閉じ込められ、殴られたり犯されたりしてもっと酷い目にあった。
周りは俺が酷くされているのを知っていたけど、見て見ぬ振りをしていた。
先生も、生徒も。
誰も、頼れる人なんていなかったしもう、どうしようもなかった。
好きになってしまった、自分が悪かったんだ。
好きな人に裏切られて、こんな惨めな格好にされて人を信じられなくなった。
男の人が怖かった。
好きになったのが、俺が悪いから、間違っていたから。
全て俺が悪いから仕方がないことだった。
好きになって、ごめんなさい。
ごめんなさい。
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