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風呂から上がると加賀くんが、
『今日は色んなことあって疲れただろうから、すぐ寝ていいよ。
体調も悪かったしな。』
と言ってくれたので、俺は加賀くんのお母さんが用意してくれた布団に早々に、 潜り込んだ。
自分でも気づかないうちに疲れが溜まっていたのか、すぐに深い眠りに落ちた。
『…ゎ……は…川、春川』
加賀くん?…あ、、、、朝か。
『春川、おはよう』
「ん、、おはよう。起こしてくれてありがとね。」
『おう。ご飯出来てるから下降りて顔洗ったらリビングおいで。』
加賀くんから借りた服を脱いで制服に着替える。
今日も学校だと思うと辛いけど、今日は加賀くんと一緒に学校に行けるから少し嬉しい。、、
下に降りて顔を洗い、リビングへ向かうといい匂いがした。
朝ごはん、ちゃんと食べるのなんて何年ぶりなんだろう。
いつもコンビニの菓子パンで済ませてたからなぁ。
『春川くん!おはよう。よく眠れた?そこ座って、たくさん作ったから食べなさいね!』
「あ、ありがとうございます」
加賀くんのお母さん、凄いなぁ…
俺も昔、母さんにたくさん作ってもらって美味しいって言ってたっけ。
そう言うといっつも母さん嬉しそうにしてたな…。
そんなことを考えながら食事を済ませて、加賀くんと一緒に家を出た。
加賀くんの背中を見ながら一緒に登校出来ることに、少しドキドキした。
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