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春亜、、、怒ってる、、?
「春亜、あの………!『ちょっと!君達、僕の存在絶対見えてないよね!さっきからさぁ!!』」
え、、
ばっと二人同時に、振り返るとそこにはあきらかに不機嫌なムスッとした顔の佐伯先生が立っていた。
春亜がしまった、というような顔をして佐伯先生に謝罪をした。
『さ、佐伯先生、、すっかり忘れてました、、、マジすいません………』
「もーーーー!すいませんじゃないよ!入っていきなり叫んだと思えば、抱きついてイチャイチャするし泣きだすし、なんなのさ!」
い、イチャイチャ?!
でも確かに俺ら、普通に抱き合ってたわけで……
泣いてるところも全部見られてたんだと思うと、めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど…………!!
俺が顔を真っ赤にして恥ずかしがっていると、春亜が『イチャイチャなんてしてませんよ』って言って、俺から離れてイスに座った。
あ、なんか春亜やっぱり怒ってるのかな?俺が突き飛ばしたりしたから?
俺から離れてイスに座り直した春亜を見て、離れて欲しくなかったから少し不貞腐れてしまった。
「別になんでもいいけどさ~……。それより、、春川くん体調のほう大丈夫?なかなか目が覚めないから心配してたんだよ。」
「あ、、大丈夫です。あの、ありがとうございました…。」
「気にしないで、僕は全然大丈夫だから!!」
そう言ってニコニコ笑う佐伯先生は、男なのに何故かあまり怖く思わなかった。
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