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イケメン教師、宮本に告白される
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振り返ると、全裸の宮本が前を手で隠してアダムのように立っていた。
「お膳立てしてやったぜ」
村田が宮本の身体を小坂の方に押しやった。
「先生っ、ぼくも……してください」
宮本が抱きついてきた。
「がまん……できないです」
小坂は絶句した。村田が押したので、小坂は全裸の宮本を抱く形になってしまった。
「ほら、せんせー、宮本クンが抱いてほしいんだってさ。かわいい生徒の頼み、きいてやらなくちゃ」
村田がまぜっ返す。
「先生、ごめんなさい。ぼく……」
宮本の身体はふるえ、顔は、真っ赤になっている。
「宮本くん、アダルトショップに行ったらしいですよ」
アダルトショップ?
「せんせー、級長がこんなことでいいのかなあ」
村田が、茶々をいれる。宮本は泣き出しそうな顔をしている。
「くわしい話は、あとで、ゆっくり聞かせてもらおう。まず、その前に、服を着なさい」
小坂は、宮本に言った。
「せんせー、エッチな級長に、お仕置きしてあげなくちゃ」
村田が煽った。
「先生……好きです……」
宮本が訴えてきた。
「こんなことしたら、いけないよ」
小坂は、宮本をなだめた。
「村田君はよくて、ぼくはダメなんですね」
「それは……」
小坂は答えに窮す。
「ぼくのこと、嫌いですか?」
宮本が、泣きそうな顔になる。
「村田君のことは好きで、ぼくのことは嫌いなんですね」
「そういうことじゃない」
小坂は、なんとか宮本を落ち着かせようと、宮本の肩に手を置いた。
「へえ、そうなんだ。俺のこと好きでもないのにエッチするんだ」
村田があげ足を取った。
「それは……」
再び小坂は答えにつまった。
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