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イケメン教師、背徳感に悶える
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「小坂くん……キミはカワイイね……」
校長が、小坂を抱きしめた。今まで、校長に、酷くドSな対応をされていたのに、いきなり優しくされて、小坂は、心がグラグラした。
小坂は言った。
「いけません。校長には、奥様がいらっしゃるじゃありませんか」
神崎校長、いや神崎先生の奥さんは、大学のチアリーダーだった美人だ。だから、あの日、神崎先生は、僕を拒んだんじゃないか。
校長は、深くうなずいた。
「なるほど。キミが私を頑なに拒む理由が、やっとわかったよ。私の妻に遠慮していたのだね」
僕が拒んだんじゃない。神崎先生が拒んだんだ。
「私も、不倫などというものは、嫌いだし、そんなことはしない。法に触れることだし、第一、信頼を裏切ることだからね」
校長が、また小坂を抱きしめようとした。不倫はしない、と言いながら、こんなことをする。僕が望んだときは拒み、自分が望んだときは僕を自由にできるというのか。傲慢。小坂は、校長の腕を振りほどこうとした。
「小坂君、お願いだから、暴れるのは、やめてくれ。君が私の腕の中で抵抗すればするほど、私は興奮してしまうから」
校長の手が、小坂の腿に触れた。
「あぅっ……」
小坂は、呻いた。
「そうか、早く触ってほしかったんだね?」
校長は、小坂の腿の間に手を入れた。
「やめ……」
神崎先生は……いや、神崎校長は、大学生の息子もいる既婚者だ。こんなの、僕に対しても、妻子に対しても不誠実な裏切りじゃないか。
「君の穂先が、濡れているね」
校長が手で触れた。
「やめてください……」
校長の腕が、あらがう小坂の身体を、つかまえていた。
「お願いだ。抵抗しないでくれ。抵抗されると燃えてしまうから」
校長は、そう言って、小坂の口を舌で割った。ハイエナに襲われる屍のように、小坂は、無抵抗になった。熱い舌……。頭がしびれたように、ぼうっとする……。
校長は、無抵抗になった獲物の小坂を、黒い革のソファーに横向きに横たえた。
「小坂君、いいね?」
小坂の内股を校長の手が撫でた。小坂は、首を横に振った。抵抗するなと言われたから抵抗しないだけで、まだ、許したわけじゃない。
「まだ、そんなふうに抵抗してみせるんだね」
校長は小坂の髪をなでた。
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