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妄想の結果
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「敬吾さんおはようございますー、さっき事務局の人来たんですよ、秋の催事の件で」
「おはよう。なんて?」
「ホールで縁日やるらしいんですけど、各店舗から手伝いに入る人に是非浴衣着て欲しいですと」
「……なにそれ断れるやつ?」
「でーきーれーばーご協力お願いしますぅー!!っつってましたよ」
「つーかこの店って誰か浴衣持ってんのか……?」
「上の呉服屋さんが無料で貸してくれるそうです………」
「くそ……まあ販促になりそうだしなあ……あそこの社長そんなん好きだよなぁー」
「なんなら事務局の人と一緒に来ましたからね社長。縁日に行くスタッフじゃなくても全然貸すからねっつってましたよ」
「うーわぁ……」
「なおさっちゃんははっぴにテンション上がりすぎてるんで浴衣なんか眼中にない感じです」
「さっちゃんのテンションスイッチどうなってんの?」
「謎ですよね……」
「まあいいや岩井頼んだ。俺もはっぴ組」
「了解です」
「……………」
「どうかしました?」
「……あ、いや。すんなりやるんだなと思って」
「敬吾さんに着て欲しそうだから?」
「………。まあなあ。」
「まー本心はそうですけどね?でもそんなことなったら無意識にガバッといきそうで」
「意外なほどの危機管理能力」
おわり。
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