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「やっといて」「はいっ!」って組ませた
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「っあーーもうだめだ!ごめんさっちゃんこれ検算してみてくれない?全っ然っ合わない!!」
「いいですけど……店長なんでこんなややこしいことしてるんですか?敬吾さんの表使ったらいいのに」
「……………なにそれ?」
「え?伝票計算用に敬吾さんがエクセルで作ったやつ…………… …………え?」
「…………え?」
「おはようございまーす」
「…………え?」
「…………え?」
「えっなんですか二人して」
「えっ……敬吾くんさ、今さっちゃんから聞いたんだけどさ、なんか伝票計算できるやつあるの?」
「ああ、えっ知らなかったんですか?」
「えっ!?知らないよー!」
「逆になんでですか、俺のファイルに普通に入ってますよ」
「人の名前が付いてるファイルなんか怖くて開けないよ!なんか失敗したら煙とか出るよ!!」
「そんな新世界の神みたいなパソコンありませんって」
「店長未だにGコードが登場した時の衝撃引きずってるって言ってましたもんね」
「なに?原始人なんですか?」
「泣くよ?」
「まあ普通に使ってくださいよ、怖いんならデスクトップに貼っときますから」
「まあでもこの魔境みたいなデスクトップから見つけられる?みたいなことになりそうですけどね」
「ね。アイコンとファイル名が重なり合ってエライことになってる……これね、店長」
「えっなにこれこわい」
「なんでそうデジタルを怖がるんですか、ここにガーって入力するだけですから。こっちのシートは部門ごと。でー、掛率ごとでー……」
「えっえっ何これスゴイちょうべんり」
「…………なんならこっから利益率良いやつとか単純に売上良いやつ拾うようにもできますけど」
「まじでええ!!!?」
「休憩上がりましたー……あっ敬吾さんおはようございますー」
「おはよう、丁度よかった店長それやるなら岩井に頼んでください。俺今日忙しいし、それ組んだの岩井なんで」
「「えっそうなのぉ!!?」」
「えっそうですよ?え?なに?なんの話ですか?」
「店長が原始人な話」
「えー…………」
おわり。
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