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前にいる蝮の目の前に立ってニコッと笑って抱きしめる。
夕兄から逃げて来て、こうして細道にいる筈なのに、こんな事しててもいいのかと思ったが、蝮が可愛い事を言うので、思わずしてしまった。
でも、いつも蝮から抱きしめたりするので、途端に恥ずかしくなり、照れる。
「……ははは〜…」
照れ隠しのように笑いながら離れようとすると、後ろにガシッと蝮の腕が回ってきた
「それが聞けてよかった」
静かにそう言う蝮はぎゅううう。と擬音が付きそうなぐらい、骨がミシミシいうぐらいに抱きしめてくる。
「そんな事言われたら僕、どんなに口君が嫌がっても口君の事一生離せないよ」
「面白い事言うね。大丈夫、俺も蝮の事離せないよ」
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