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口君
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その泣き虫な性格は高学年になっても変わらないかった。
身長だけは周りの男子と変わらなくなったんだけどさ、まだ痛みにはすごく弱かったよ。
そんなんだからかな。あんまり友達もいなかった。
でもね。
季節はいつだったかな。
ある日、同じ地区の子達数人と集団下校していたんだけど、俺の家の近くの大通りあるだろ?
そこで信号待ちしていたら、急に…っていうか突然、目の前を通る筈だった凄いスピードの大型トラックのタイヤがなんの前触れも無く外れて、ハンドルが意味を持たなくなったトラックがこっちに向かってきたんだ。
それに気づいた俺と他の子達は当然の如く、逃げれずに手遅れ。
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