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さっきまで自分でもまあまあ重いと自覚している話をしていたのにいつの間にか俺の方向音痴の話をしている。
というか、俺は方向音痴ではない。
「口君って自覚無い所も可愛いね。小さい頃はきっと天使みたいなんだろうね。泣き虫だったんだよね」
「自覚て…いや、小さい頃もそんな今と変わらないよ。まあ、確かに泣き虫だったけど」
小さい頃が泣き虫だったとか、恥ずかしい。天使とかやめてくれ。
「口君の泣いた所見てみたいなあ…どうすれば泣いてくれる?あ、そうだ!家帰ったらちょっと泣いて見てよ!絶対可愛い!」
「やだ。それは本当に駄目」
こいつの性癖が謎過ぎる。
恋人だし、好きだけど、もう泣きたくは無い。ほんとに恥ずかしすぎる。
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