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「また口君に圧力かけてるの?もうやめなよ〜お義兄さんって口君をどうしたいの?恋人の所に泊まる位許してあげなよ〜もう高校生だよ?さっき言ってたじゃーん。小さな子供じゃないんだからさ…え?あはは!勘違いも甚だしいな〜」
兄と話しているからと思い、蝮の手から荷物を持とうとするとあっさり躱されて、スマホを持っている自分の手と肩に荷物を通して、俺の手を引いて歩きだした。
一体何を話しているのか。
兄が大声を出しているので、多分蝮が煽る様な事を言っているのが分かる。
しかも、段々と蝮の歩くスピードが早くなってきたので、ガサガサと荷物を揺らしながら腕を引っ張られる。
俺、体力あんまりないからちょっとゆっくり歩いてほしいなあ…
段々と蝮の家に近づいて行く度に蝮の声が低くなっていく。
怒ってる?なんでだ。
「え?やだなあ…安心してよ、…渡す訳ないだろ…じゃあね」
「え」
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