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このクラクラは快感というものなんだろうか。
それとも苦しみというものだろうか。
いつも冗談のようなキスよりもっと深い。
食べられるんじゃないかという位に。
「んあ……う…んん……う…」
「口、君……ロ…くん…」
キスで悶え悶えになり、なんとか避けようと顔を横にするが、蝮が自分の学ランを脱ぐのを辞め、俺の顎に手を添えて避けられなくなった。
「やめ…んう…うあ……や、めっ…ろ!!」
すると、満足したのか長いキスが終わる。
口を離せば、唾液が伸びてプツリと切れた。
ゼエゼエと息を整えていれば、蝮が俺の口から垂れている涎を指で拭き取ってくれた。
「可愛い…顔、真っ赤だね〜」
「…お前、も…なんか顔赤い…つか、なんで急に…」
夕兄となんか関係あるのか?
そう聞けば蝮は一言、ごめんと呟いた。
「なにが」
「…食べたい…もう限界…」
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