アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
・
-
「汚いから俺の上で喰べるのやめて」
「えー?そうかな、可愛いよ?自分の肉や血で顔が汚れる口君」
顔射されたみたい。
耳元でそう囁き俺の顔に着いた血肉を舐める蝮は本当に蛇の様だ。
鋭い視線で相手を固まらせる。
「……」
「まあ、でも流石に口君の腕が食べ過ぎて無くなっちゃったら手が繋げなくなるから、口君のご希望通り、他の所を食べてあげるよ。脚?それともお腹?」
そう言うなり、蝮は俺を抱き上げて二階に続く階段を登り始めた。
さっきまで食べられていた腕は力が入らなくて、まるで脱臼したみたいに垂れ下がっている。
蝮も俺も学ランを脱ぎ、脱がされて上がワイシャツだけになっているから、真っ白のシャツに腕から流れてくる血がじわじわとシミになっていく。
それに構わずどんどん階段から廊下を歩く蝮に少し不安になっていく。
「蝮…?どこ行くんだよ。というか荷物…」
「大丈夫。食べやすい所に行くだけだから」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
99 / 177