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街灯はないが、いつも歩く明るい道より早く帰れる道の方へ早歩きで向かった。
思ったより暗くて、さっき高橋が言っていた通り魔が本当にいそうだ。
楽しい思い出や話をひたすら脳内で再生して怖くない怖くないと自己暗示する。
ふと、昨日読んだ本の内容が頭に流れてきた。
『運命とは必然的にやってくるものではなく唐突にやってくるものだ』
運命なんて本当にあるんだろうか。
そんな事を考えていたら時期外れの金木犀のような匂いがしたが、すぐに違う変な匂いがした。
鉄のような
血?
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